「読んだら忘れない読書術」樺沢紫苑

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私は本をよく読む方なんですが、本を読んでその瞬間はフムフム、と思っても片っ端から忘れてしまって、その後の自分の生活に活きている気がせずもったいないなァと思っていました。
実はいま仕事に思い悩んで長期休職中。
時間もたっぷりあることなので有意義に読書しようと思い、まずは正しい読書の仕方を学ぼうと手に取りました。

「メモを取りながら読みなさい」とか「速読が~」とか、効率的に本を読むための本かなと勝手に想像してましたが、お医者さんが書いているだけありその切り口が独特です。

記憶に残りやすいと証明されている脳内物質アドレナリンやドーパミンを利用して記憶に残す方法や、人間が集中できる時間を有効に活用した読書術、そして月に30冊を読むというものスゴイ読書家である著者おすすめの書籍・その選び方が惜しみなく紹介されています。

私はどちらかというと本を読むほうなので「読書をしなさい!」と口うるさく言われたことはありません。
ただ、「読書は大事」「活字を読むことが大事」という言葉はそこかしこで耳にするけども何がそんなに大事なのかはわかっていませんでした。
「字を読む」ということなら漫画だって文字はそこそこあるし、ネットで調べものなら日常的にいくらでもしているし、と。
そのもやっとしたギモンについて、読書をすることのメリットとして紹介されています。

私が特に気に入ったところふたつ。
ひとつは、ネットでの情報収集を「デパ地下での試食」に似ていると例えられていたこと。
まー田舎なのでデパ地下は地元にはないんですけど、なるほど!!!
おいしいけど少ないからおなかいっぱいにならないし、次々色々なものに手を出してしまうその感じ。

目的があって情報収集を始めたのに、途中に貼られている関連記事が気になって飛んでいき、その先のページでも・・を繰り返し、気づいたら全然関係ない記事を読んでいてアレ?何をしていたんだっけ?となりませんか?
ここまで集中力がないのは私だけかもしれないですけど。笑
よくまとまっているサイトもあるけど、結局そのとき「へぇ」とか思ってもそれまでなんですよね。
それを自分でメモをとったりまとめなおしたりするなら別ですけど、単純に断片的な情報を拾うだけでは試食にすぎないんだなと。

気に入ったところふたつめ。
読書をすることでストレスが軽減する
ということ。
そこもさすがは精神科のお医者さんならではの視点だなと思いました。
この著者が読書術の本を書いた本当の理由は、「うつ病・自殺を減らすこと」なんだそう。

なぜ自分はこうなんだろう、ダメな人間だ。と、一人でウジウジ悩んでいるとアッという間に病んでしまいます。
それが本格的に重症になってしまう前に、本(成功体験/失敗体験の集大成)を読み、たとえ解決しなくても「私ばっかり大変だと思ってた・・」と感じるだけでもどこかほっとする。

けど読書が習慣になっていないと、まず悩んでも本を読もうとしないから症状が重くなってからでないと医者にこないし、そうなってからでは本を読むどころでなくなってしまったり。

今まさに仕事のことで思い悩んで休職している私にはぴったりの本でした。
普段からもっとしっかりした読書の習慣があれば、少し悩んだ時に本から先人の知恵を借りることができたなぁ。

直近の自分にあてはめてみると、仕事の人間関係で悩んだらそういう本を読めば良かった。
それでもダメならスグに仕事を辞めたらよかった。
仕事を辞めた後の生活がどうなるかわからないからやめられないなら、仕事を辞めた後のお金に関する本を読めばよかった。
知らないだけなのに色々なことを「仕方がない」と諦め続けていました。
無知って怖いなあ。
それを断片的なネット情報で解決しようとしていたから、「デパ地下の試食」ではおなかいっぱいにならなくて情報に満足できなかったのかも。悩
んだ時にその道の専門家に話を聞けるならそれが一番だけど、そんなこと簡単にできないから代わりに本を読むんだなあと。
幸い、私は母親が精神病に関する知識が専門家並みなので薬に頼らず快方に向かうことができていますが、そんなのは偶然なので今後は健康関連の本もちょくちょく読んで防げる病気は防いでいけたらな・・
旦那は肝臓も悪いし、肝臓の本を読もう。

この本によると、読んだ本の内容を人に話したりレビューを書くことでより記憶に残りやすいそうなので、読んだ本の感想はちょこちょこ記録していこうと思います。

たまたま手に取った本がたまたま精神科のお医者さんが書いた本で自分の悩みにダイレクトに響いたので、まさに運命の一冊といえるような気がしました。
別の著書も読んでみたいです。

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